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【広島】また孝行息子出現 森翔平が5回1失点で今季初先発初勝利「素直にうれしいです」

東スポWEB 2024年8月9日 22時45分

首位の新井カープにまた孝行息子が現れた。広島は9日の阪神戦(京セラ)に6―3で快勝した。7月30日DeNA戦での玉村、今月2日の中日戦の野村、同6日巨人戦のアドゥワに続き、カード頭に新井貴浩監督(47)が〝抜擢〟した先発が期待に応えた。

9連戦の2カード目として迎えた3位・阪神との対決。今季初先発の3年目左腕・森が阪神のエース・村上との投げ合いに見事、投げ勝った。立ち上がりから最速148キロの直球とチェンジアップ、スライダーのコンビネーションがさえ、4回まで虎打線を無失点に封じると、赤ヘル打線も、阪神・村上から4回までに4得点。5回3安打1失点(自責0)と先発の役割を果たした左腕の今季初勝利を強力サポートした。

見事、抜擢に応えた森に新井監督も「若いピッチャーがね、タマ(玉村)にしても、アドゥワにしても、森にしても、みんなナイスピッチングだし、一軍も二軍も含めて全員で戦えている」と手放しの喜びようだ。

今季初勝利をゲットした森も「素直にうれしいです。いい流れをもってこれて良かった。強気に攻めていったので、いい方向に行ってよかった」とニッコリ。春先から先発ローテーションを守り続ける大瀬良や床田、森下、九里の広島が誇る4本柱以外の先発陣がまたしても、価値ある仕事をやってのけた。

これでリーグ後半戦、ヤクルト→DeNA→中日→巨人→阪神と続いてきた3連戦全てのカード初戦で勝利。高値安定の戦いぶりで貯金は今季最多タイの12、2位・巨人とのゲーム差を「2」に広げた。

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