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【福岡ボート・PGⅠレディースC】当地得意の平高奈菜が今節2勝目「なぜか相性がいいんですよね」

東スポWEB 2024年8月10日 0時4分

ボートレース福岡のプレミアムGⅠ「第38回レディースチャンピオン」は9日、予選3日目が行われた。

平高奈菜(37=香川)が何度も好勝負を演じてきた博多の水面で今節も存在感を示している。3日目1Rではインからコンマ09のトップスタートを放つと他艇を寄せ付けずに2勝目をゲット。得点率7・00、8位タイで予選最終日に臨む。

「2日目は調整を失敗していたけど、3日目は全体に良さそうだった。競ってないのではっきりは分からないけど、戦える足はあるし、余裕がないわけではない」と手応えもグンとアップ。「起こしにムラがあるのでエンジンを点検して、ついでに整備もした。ダメなら戻せばいいので」と臨戦態勢を整えている。

当地で開催された2015年、2021年のクイーンズクライマックスでそれぞれ優出の活躍。「うねりは好きではないですけど、なぜか相性がいいんですよね」と難水面と息がピッタリ合う。

クイーンズクライマックスは7優出1Vの実績を誇るが、対照的にレディースチャンピオンは2015年のまるがめ大会での優出1回のみ。「この大会は暑すぎて限界(笑い)。あっち(クイーンズクライマックス)はいいエンジンしか引かないし、調子がいいんですよね。こっちはいいのを引けていないし、私が調整もヘタだし…」と苦笑いで振り返る。

「最近はのらりくらりのサラリーマンレーサーなので…。もちろん、乗れたら優勝目指して頑張りますよ」と静かに闘志を燃やす。2022年の宮島SGオールスターを含めて特別戦15優出1Vと舞台が大きくなるほど力を発揮。苦手の夏を克服し〝真夏の女王〟の称号を手に入れる。

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