ボートレース福岡のプレミアムGⅠ「第38回レディースチャンピオン」は9日、予選3日目が行われ、5年ぶりの大舞台に燃える関野文(30=大阪)が勝負駆けに望みをつないだ。
序盤3走は4、5、5着と厳しい滑り出しだったが、3日目5Rで5コースからまくり差して2着。道中はエース機・土屋千明、向井美鈴との三つどもえの競り合いを制した。
初日は土屋千明と明らかな足の差があったが、調整に正解を見いだした様子。「ターン回りは上向いたが、起こしが不安定でSしづらい。伸びも少し弱いかな」と仕上げ途上ではあるものの、持ち前のスピードターンを繰り出せる状態にはなっている。予選ラストは1、3号艇。連勝ならボーダーに届く計算だ。