パリ五輪の卓球男子団体３位決定戦で、日本は開催国のフランスに２―３で敗れて４位。３大会連続の表彰台を逃した。エースの張本智和（張本企画）の試合に中国が熱視線。いくつもの張本関連ワードが「ウェイボー」のトレンド入りする異様な事態となった。
張本は第２試合で個人戦銅メダルのフェリックス・ルブランと対戦。エース同士の対決で２―１と一時はリードしたが、第４ゲームで追いつかれると、第５ゲームは、先にマッチポイントを迎えたがそこから連続ポイントを奪われ、敗れた。
スウェーデンに２―３で敗れた前日の第５試合も２―０とリードしながら逆転負けしたとあって、「ウェイボー」では「張本は逆転される神」という言葉や、「張本はメダルなし」と団体、個人でメダルを獲得できなかったことなどがトレンド上位となった。
準決勝後に泣き崩れた場面も話題となっており、精神状態を心配する声も。一方であまりに張本関連ワードが検索上位に入ることから「ここはどこの国なんだ」「中国選手に注目しようよ」という声も出ていた。