卓球の五輪メダリスト・石川佳純さんが、パリ五輪で中国女子代表にピンバッチを贈った際、憧れている中国男子団体代表・馬龍の分を女子シングルス金の陳夢にこっそり託した場面が公となり、中国で話題沸騰となっている。
石川さんはフジテレビ系のスペシャルキャスターとしてパリ五輪入り。女子団体戦準決勝を終えた中国女子代表にもミックスゾーンで取材した。その際の会話を映した動画が中国ネット上で大注目。石川さんは孫頴莎、陳夢、王曼昱の３人にピンバッチをプレゼントしたが、その際「これは馬龍のね」とこっそりつぶやき、もう一つのピンバッチを陳に渡した。
すると陳はニヤニヤしながら「彼の代わりにありがとうね」と答え、ピンバッチを大事に握っている。
馬龍はシングルスで五輪２大会金メダリスト。今大会は団体要員として出場し、金メダルを獲得した。石川さんが１０代のころ「馬龍とペアを組みたい」と語ったことから、中国では石川さんが馬龍に憧れていると周知されている。「ウェイボー」では「石川佳純が馬龍にピンバッチを贈った」がトレンド入り。馬龍は既婚者だが「網易」など各メディアも続々と報道した。
ネット上では馬龍が既婚者のため「なんか、スキャンダルを見ているみたい」「なんて純粋な愛なんだ」「結ばれてほしかった～」といった声や「石川佳純は本当にかわいい」「直接送ればいいのに！」などと石川さんのつつましい姿が、大きな反響を呼んでいる。