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【中日】岡林勇希いよいよ復調モード 仁村編成統括も期待「最終的に2割6分~7分くらい打つ」

東スポWEB 2024年8月10日 5時9分

中日は9日の巨人戦(バンテリン)に9―2で勝利。久しぶりの打線爆発に立浪和義監督(54)は「夏休みで子供たちもたくさん見に来てくれますし、ちょっとでも点を取れる試合を増やしていけるように。若い選手が多いんですけど必死になってこれからも頑張ってもらいたい」と明るい表情で語った。

打線にとって大きいのが岡林勇希外野手(22)が好調モードに突入してきたことだ。この日も4打数2安打で3試合連続マルチ安打を記録。立浪監督も「一時に比べると良くなってきていると思います」とリードオフマンの復調に手応えをつかんでいる。

2022年に最多安打のタイトルを獲得した岡林だが、今季は春先に右肩を痛めて出遅れた。なかなか調子が上がらず打率1割台がずっと続いていたが、直近4試合で12打数7安打と打ちまくり打率も2割2分5厘まで上げてきた。「肩の故障もあって自分が思っていたようにバットが出ないという状態が続いていたが、やっとボールに集中できるようになってきた」と岡林を二軍時代からよく知る仁村編成統括も本来の調子に戻ってきていると見ている。

「岡林は空間把握能力に長(た)けていて選球眼もいい。もう少し四球を取れるようになればさらに打率は上がってくる」という仁村編成統括は「最終的には2割6分~2割7分くらい打つんじゃないか」と岡林の爆発に期待。借金10で5位に沈む中日だが、ここから上位進出を果たすためには得点力アップがマスト。岡林が打ちまくって打線に火をつけることができるか――。

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