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中丸雄一〝アパ密会〟で「アイドルがニュースを読む時代」は終了へ

東スポWEB 2024年8月10日 5時9分

「KAT―TUN」中丸雄一(40)の謹慎は、旧ジャニーズ事務所が推し進めてきたキャスター戦略終焉の決定打となりそうだ。

女子大生との密会報道により謹慎となった中丸は複数のレギュラー番組を抱えていたが、次々と出演見合わせとなった。中丸が持っていたレギュラーの一つが情報番組「シューイチ」(日本テレビ系)。1月に結婚した元日テレアナウンサー・笹崎里菜と出会った番組でもある。「コメントに説得力がなくなるので、もう戻って来られないでしょう」(制作会社関係者)

旧ジャニーズ事務所時代、所属タレントを報道・情報番組のキャスター、コメンテーターにするというのが事務所の戦略だった。「news zero」(日テレ系)の櫻井翔に代表されるように、多くの高学歴タレントがニュース部門に進出した。

しかし昨年の旧ジャニーズ事務所の問題により、雲行きが怪しくなった。所属タレントがキャスターやコメンテーターとしてコメントすることが難しい場面が増えてきたからだ。

「ほかにも旧ジャニーズ事務所の流れをくむSTARTO ENTERTAINMENTのタレントが問題を起こした時もコメントしなければならず、ややこしい調整が必要な場面もある。そのため最近は報道や情報番組に旧ジャニーズ、現STARTO社のタレントを起用しないという流れができつつありました」(同)

3月にはTOKIOの城島茂が出演する「週刊ニュースリーダー」(テレビ朝日系)が終了。そして今回の中丸の謹慎による出演見合わせだ。「報道・情報番組による脱STARTO社の流れを決定付けたと言っていい」(テレビ局関係者)

アイドルがニュースを読み、コメントをしていた時代は終わりを迎えつつある。

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