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【陸上】桐生祥秀 年長者の意地で400mリレー5位…来年の世界陸上は「速い桐生を見せたい」

東スポWEB 2024年8月10日 5時19分

〝年長者〟の意地を見せた。パリ五輪陸上男子400メートルリレー(9日=日本時間10日、フランス競技場)決勝が行われ、日本は37秒78で5位。2大会ぶりのメダルにはあと一歩届かなかった。
リレー侍がパリの地を盛り上げた。2走で起用されたサニブラウン・ハキーム(25=東レ)からバトンを受けた3走の桐生祥秀(28=日本生命)は「メダルを取り行く」と積極的な走りを展開。首位をキープした状態で4走の上山紘輝(25=住友電工)にバトンをつないだ。上山は世界のトップスプリンターの前に屈したが、各選手が奮闘。桐生は「メダルが欲しかったですね」と率直な思いを明かした。

チームはサニブラウンを軸に構成。この日も2走の全走者でトップの8秒88をマークした一方で、全体の底上げが必要との見方だ。「僕自身は個人も出てないし、やっぱメダルやその上の金を取ろうと思うと、全員がハキームクラス、ハキームのライバルとして追い抜くぐらいの気持ちじゃないといけない」と指摘した。

悔しさの残るレースとなったとはいえ、世界で確かな爪痕を残した。「このメンバーでもメダルは絶対に取れると思う。次の五輪はちょっとわかんないけど(来年は東京で)世界陸上がある。しっかりと100で(代表に)入って、リレーでも速い桐生を見せたい」とリベンジを誓った。

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