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水原一平被告の〝違法賭博〟胴元が有罪認める「他人の銀行口座を通じて資金洗浄していた」

東スポWEB 2024年8月10日 9時4分

ドジャース・大谷翔平投手(30)の元通訳・水原一平被告(39)が参加した違法賭博の胴元、マシュー・ボウヤー被告(49)は9日(日本時間10日)にカリフォルニア州サンタアナの連邦地裁に出廷し、違法賭博運営や資金洗浄、虚偽の納税申告書提出などの罪を認めた。AP通信などが報じた。

連邦地検が1日(同2日)にボウヤー被告が司法取引に応じたと発表していた。連邦検察官は法廷で、量刑は最長で禁錮18年になる可能性があると述べたという。地検は司法取引に基づき刑の減軽を申し入れる。量刑は来年2月7日(同8日)に言い渡される。

ボウヤー被告は「私は違法賭博を運営し、他人の銀行口座を通じて資金洗浄していた」と裁判官に語ったという。

地検によると、ボーヤー被告は2023年10月までの少なくとも5年間にわたり、胴元としてカリフォルニア州で違法なスポーツ賭博を取り仕切り、同州などに700人以上の顧客を抱えていた。

AP通信によると、水原被告は2021年9月から2024年1月の間に約1万9000回賭けを行った。勝った金額は合計1億4200万ドル(約205億9000万円)だが、負けた金額は1億8300万ドル(約265億3000万円)で、約4100万ドル(約59億4000万円)の損失を出したという。

水原被告は、違法賭博で負った借金を返済するために大谷の銀行口座から約1659万ドル(約25億円)を盗み、ボウヤー被告側に送ったとする銀行詐欺などの罪を認めており、量刑は10月25日(同26日)に言い渡される。

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