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【マラソン】赤崎暁が日本勢トップの6位入賞 自己ベスト更新の2時間7分32秒の走りに「超楽しかったっす!」

東スポWEB 2024年8月10日 17時39分

パリ五輪の男子マラソンが10日に行われ、赤崎暁(26=九電工)が日本人最高の6位入賞を果たした。

今大会のコースはアップダウンが激しく、五輪史上最も困難なコースとも言われていた。レースはスローペースで始まり、赤崎は20キロ過ぎに先頭集団に。24キロを過ぎてトップに立つと、25キロを1時間16分8秒で通過した。

しかしその後の坂で順位を落とし、30キロ通過時点で5位に後退。それでも粘りの走りで2位集団につけ35キロ地点1時間45分33秒で通過した。

36キロで2位集団から遅れた赤崎は、5位のまま40キロを2時間44秒で通過する。最後は順位を一つ落とし、2時間7分32秒の6位でフィニッシュした。

日本勢として1992年バルセロナ五輪銀メダルの森下広一以来、32年ぶりとなる男子マラソンのメダル獲得はならなかったものの、自己記録を1分以上更新しての入賞は大健闘。赤崎は「超楽しかったっす! いやもう、自己ベストよりも、入賞できたことがうれしかったっす。今までで一番最高でした、楽しかったです」を笑顔で振り返った。さらに「タイムだけ見たら、もうちょっと本来いいコースなら(いい記録が)出せると思いますが、この起伏のあるコースで7分台というのは自分にとってすごくプラスというか、良かったのかなとすごく思います」と充実の表情を浮かべていた。

レースはエチオピアのタミラト・トラが五輪レコードなる2時間6分26秒で金メダルを獲得。その他の日本勢は大迫傑が13位、小山直城が23位となった。

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