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【新日本・G1】上村優也が辻陽太との同期対決制し4勝目 優勝争い生き残りも右腕負傷で暗雲

東スポWEB 2024年8月10日 21時2分

新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」10日仙台大会のBブロック公式戦で、上村優也(29)が辻陽太(30)から4勝目をあげた。

まさかのアクシデントを乗り越えた。一進一退の攻防からフロッグスプラッシュを放った上村だったが、辻に膝で迎撃される。その際に右肘を負傷したのか動きが一気に鈍ってしまい、苦悶の表情を浮かべてレフェリーのチェックを受けた。

それでもレフェリーストップだけは断固として拒否。マーロウクラッシュを浴びながらも3カウントは許さない。ジーンブラスターにカウンターのアームドラッグからストームクラッチで丸め込んだ。

これをカウント2で返されると、右腕が動かない上村は辻の張り手にヘッドバットで応戦。ブレーンバスターボムを狙われたところを首固めで切り返し、逆転の3カウントを奪ってみせた。

これで4勝4敗の五分に戻した上村は、優勝決定トーナメント争いに生き残り。最終公式戦(14日、浜松)ではボルチン・オレッグとの対戦を控えている。「ちょっと腕痛めたけど、こんなの関係ねえよ。次ボルチン、お前に勝って、俺は優勝決定戦に行くんだ」と豪語した。

さらに「新世代がどうとか、ユニットがどうとか、そんなの俺からしたら小っせえ話だ! 俺は日本中、このプロレスで大熱狂を巻き起こす! そのためには俺が最強にならなきゃいけねえんだ! みんなを熱くするのは、この俺! ヒートストームだ!」と絶叫し大会を締めくくった上村だったが、バックステージではノーコメント。右腕の負傷が今後に影響を及ぼす可能性もあるだけに、決して楽観視はできない状況だ。

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