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【スターダム】ワールド陥落の舞華がショートカットで再起「一人残らずぶっ倒してやる」

東スポWEB 2024年8月10日 22時4分

女子プロレス「スターダム」の前ワールド王者の舞華が、再起に動き出した。

シングルの祭典「5★STAR GP」レッドスターズAブロック開幕戦(10日、横浜武道館)では、ドンナ・デル・モンド(DDM)時代に裏切られた因縁の相手・ワンダー王者のなつぽいと激突。

先月28日の札幌大会でワールド王座を失い、今月4日の浜松大会で白川未奈&ジーナと保持していたアーティスト王座から陥落。わずか8日間で2冠王者から無冠になった舞華はこの日、長かった髪をバッサリ切りショートカット姿で登場。さらに試合開始のゴングを待たずして奇襲をかける勢いだ。

10分過ぎ、舞華がコーナーでなつぽいを担ぎ上げアルゼンチンバックブリーカーで圧倒。だが、雪崩式飛びつき腕十字固めでマットに叩きつけられると、そのまま左腕を絞り上げられ一気にピンチに陥った。

それでも試合の残り時間3分を切ったところで、得意の炎華落とし(変型サイドバスター)を炸裂。さらにランニングパワーボムで流れを奪った。最後はなつぽいのフェアリーブリンクを切り返し丸め込むと3カウントを奪った。

2022年7月になつぽいがDDMから造反しコズミック・エンジェルズに移籍。舞華も今年1月のDDM解散後、白川未奈と共闘しイーネクサスヴィーを結成した。袂を分かったなつぽいとの初シングルを制した舞華は「なつぽい、まだまだ全然足りないよね!」と絶叫し「お互い違う道歩んできたけど、お前の歩んできた道は間違ってなかった。私の歩んできた道も間違ってなかった」と笑顔を見せた。最後には「またいつかシングルマッチでやり合おうね」と再戦を約束。

バックステージでは「5★STARでやりたいことたくさんあるからみんな絶対に欠場するなよ! 私が一人残らずぶっ倒してやるからな」と全方位に宣戦布告した。女帝の夏が始まった。

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