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【スターダム】岩谷麻優 中野たむから白星奪取し2度目のVへ好発進「スターダムのアイコンで居続ける」

東スポWEB 2024年8月10日 22時54分

女子プロレス「スターダム」のIWGP女子王者・岩谷麻優(31)が、2度目の「5★STAR GP」制覇に向け最高のスタートダッシュを切った。

レッドスターズBブロック開幕戦(10日、横浜武道館)で元ワールド王者の中野たむと激突。昨年の同リーグ戦以来約1年ぶりの一騎打ちとなった。2018年以来2度目の優勝を狙う岩谷は、中野が昨年10月に負傷した左ヒザを集中攻撃。断崖式のドラゴンスクリューからのトペ・スイシーダで流れを譲らない。

だが、中野にドラゴンスリーパーで絞め上げられ、プランチャを決められるとピンチに。その後、岩谷の飛龍原爆固めが炸裂すると、中野も負けじと猛虎原爆固めを決め一進一退の攻防を展開した。

10分過ぎ、岩谷はドドンパからのムーンサルトプレスで3カウントを狙うも決め切れず。最後は蹴り技を連発し、二段式飛龍原爆固めで3カウントを奪った。

試合後、マイクを持った岩谷は「今日5★STAR開幕戦、岩谷麻優が勝ったぞ! おい中野たむ、まだまだIWGPの壁は高いよ」とベルトを掲げた。すると中野から「岩谷麻優…絶対に諦めない! アンタを倒して、アンタのベルトをはがすのは中野たむだけだ」と宣戦布告された。

岩谷は2014年の初出場から11年連続で同リーグ戦に出場しているが、1度しか優勝経験がない。「毎年自分の実力でまだまだだなって実感してきたけど、今年はきちんと勝って初戦を迎えられた」と安どの表情を浮かべた。史上初となるリーグ戦V2に向け、好調な滑り出しを切った岩谷は「この勢いのまま最終戦まで勝ち上がって、今までのプロレスキャリアの中で一番最高の年に自分がつくり上げる。絶対優勝して、スターダムのアイコンでい続ける」と誓った。アイコンが再びスターダムの頂点に立つ。

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