ボートレース平和島の「第38回東京スポーツ賞」は10日、優勝戦が行われ、1号艇の永田啓二(39=福岡)が道中逆転で今年4回目、当地2回目の優勝を飾った
予選最終日の連勝でV戦ポールポジションを奪取。その優勝戦ではコンマ03の踏み込みから先マイもターンマークを外してバックでは3コースからまくり差した上平真二と並走する形になった。勝負どころの2Mでは「差しても届かないからと思い切って」と全速ターン。この策が奏功して上平を一気に突き放した
これで今年4Vと好調モード。10月には戸田ダービーでSGデビューを果たす。「いつも通り頑張ります。行ったことがないので気にしてもしょうがないですから」と未知の大舞台を前にしても落ち着き払っている。
当地東スポ賞は2021年以来の出場だが、この時も優勝しており今回のVで〝連覇〟達成となる。「副賞のワイヤレスイヤホンは前回すぐなくしてしまった。東スポ賞を〝連覇〟できてうれしいです」とニッコリ。9月26日に40歳となるが、2025年前期勝率、年間優勝回数ともに自己最高ペース。不惑を目前にして充実一途だ。