ボートレース若松の「にっぽん未来プロジェクト競走in若松」は10日、準優進出戦が行われた。
内枠で順当に決まるかと思われた準優進出戦はいきなり8Rが波乱になった。立役者は6コースから大まくり敢行で2着に食い込んだ川口貴久(44=東京)だ。
今節は一貫して「どちらかといえば伸び寄り」のコメントだが、レースを検証すると握って回った時の回り足もなかなかのもの。前半4Rはインから井上大輔のカドまくりに応戦して2コースの嶋田貴支に差されたとはいえ、2着に残したのは回り足の良さがあってこそ。
「自分はグリップがないとイヤだけど、確かにグリップはきていますね」と攻める態勢は整っており、準優が3号艇になったのも好都合。1号艇の大本命・中田元泰にとっては怖い存在になる。