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【卓球】早田ひな「先輩として足を引っ張ってしまった」 女子団体で中国に敗れ銀メダル

東スポWEB 2024年8月11日 0時59分

パリ五輪卓球女子団体決勝(10日=日本時間11日)で、日本は中国に0―3で敗れ、2大会連続の銀メダルとなった。

第1試合のダブルスで今大会初めて早田ひな(日本生命)と張本美和(木下グループ)がペアを組み出陣。中国の陳夢、王曼昱組と対戦した。第1ゲームを11―9で奪ったが、第2ゲームを落とす。その後も互いに1ゲームずつを取る大接戦で、第5ゲームも一進一退の攻防となったが、10―12で落として2―3で敗れた。

第2試合では平野美宇(木下グループ)が、世界1位の孫穎莎と対戦。第1ゲームで一時はリードしたが、次第にペースをつかまれ、このゲームを落とすと、続く2ゲームも奪われ、ストレート負けを喫した。

第3試合では張本が日本人キラーの王と対戦。第1ゲームを14―12で奪ったが、第2ゲームを10―12で落とす。ギアの上がった王の猛攻で第3ゲームも7―11と奪われると、第4ゲームも落とした。

試合後、張本は「すごいプレーだった」と問われると「すごかったかは分からないですが、負けて悔しいですし、自分も持っているものは出し切ることができたが、まだ足りなかったので、悔しいです」とコメント。

平野は「中国選手の層の厚さを感じましたし、リベンジできる時があるなら、その時までに強くなりたいと思った」と表情を引き締めた。

張本とのペアで中国ペアをあと一歩にまで追い詰めたエース・早田は「張本選手と公式戦で組むのはほとんど初めてと言っていいほど初めて。持っているものは最大限出すことができたが、最後先輩として足を引っ張ってしまった。取れていたら試合展開が変わっていたと思うが、あそこからが中国の強さ」と振り返った。

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