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【ゴルフ】山下美夢有 惜しすぎる1打差4位に思わず涙「9番と16番のダボが…」

東スポWEB 2024年8月11日 1時24分

パリ五輪ゴルフ女子最終日(10日、ゴルフ・ナショナル=パー72)、3位スタートの山下美夢有(23=加賀電子)が5バーディー、2ボギー、2ダブルボギーの73と落とし、通算6アンダーの4位でメダルを逃した。

2番パー3で先にバーディーが来るも、ティーショットでフェアウエーをキープできなかった。ともにパー4の6、7番ではボギー。8番パー3で取り返したものの、9番パー5はアプローチとパットのミスでダブルボギーを叩いてしまう。

しかし、後半に入ると4番パー5、15番パー4で連続バーディーを奪い、スタートの通算7アンダーに戻す。メダル圏内に復帰して残り3ホールとなる中、16番パー3のティーショットは池ポチャのダブルボギーで追撃ムードが一気にしぼんだ。

メダルのためには最終18番パー5はイーグルしかない状況で10メートルに2オン。これが入らず、3位以内に入ることができなかった。最終日は、3日目まで好調だったショットが思うようにいかなかった。悔しい初五輪となった山下は「9番と16番のダボが、もったいなかった」と悔やんだ。

4年後の金メダルの意気込みについては「その気持ちも強くなったし、試合も続くし、メジャーもあるので、そこでしっかり結果出せるようにしていけたら」と前を向いたが、報道陣の取材に応じた後、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の小林浩美会長に激闘をねぎらってもらうと、思わず感極まった。

金メダルは通算10アンダーのリディア・コ(ニュージーランド)。リオデジャネイロ五輪銀メダル、東京五輪銅メダルと3大会連続の表彰台となった。銀メダルは通算8アンダーのエスター・ヘンゼライト(ドイツ)。林希妤(中国)が通算7アンダー銅メダルを獲得した。

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