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【巨人】菅野智之がリーグトップ11勝目 大野雄との投げ合いに「特別な感情はあった」

東スポWEB 2024年8月11日 18時29分

巨人の菅野智之投手(34)が11日の中日戦(バンテリン)に先発し9回途中118球を投げて1失点と好投。チームも3―1で勝利しリーグトップの11勝目を挙げた。

貫禄の投球を見せた。初回をわずか12球で三者凡退に終わらせる最高の立ち上がりを見せた菅野は、その後も冷静な投球で中日打線を圧倒。8回までに3度、得点圏まで走者を進めながら本塁は踏ませず、スコアボードに0を並べ続けた。

それでも完封勝利を目前にした9回には無死一塁から3連打を浴びてこの日初失点を許し、守護神・大勢へバトンを託すこととなった右腕。「大勢を休ませたかった」と悔しさをにじませたが、後輩右腕はしっかりと火消しに成功し11勝目を手中に収めた。

菅野は「あんまり調子は良くなかったんですけど、いろんなボールを投げながらうまく組み立てられたと思います」とまずまずの手応え。この日は親交のある中日・大野雄と約2年ぶりの投げ合いとなったこともあり「去年に『また投げましょうね』って約束して。今日は少なくとも特別な感情がありましたし、ロースコアでいいゲームができたんで、お互いよかった。いい試合になったんじゃないですかね」と率直な心境も明かした。

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