パリ五輪陸上女子マラソン(11日、パリ市庁舎前~アンバリッド前=42・195キロ)が行われ、東京五輪8位入賞の一山麻緒(資生堂)は2時間34分13秒で51位に終わった。
五輪史上最困難と言われる起伏の激しいコースで「どれぐらい耐えて、海外の選手に食らいついていけるか」をポイントに挙げていたが、思うようにペースを上げることができず、25キロ地点で61位で通過。それでも、最後は意地の走りで順位を押し上げた。「苦しいレースだったけど、応援が背中を押してくれた。日本を背負って走ることができて本当に幸せ」と感謝を口にした。
初出場の鈴木優花(第一生命グループ)は自己ベストの2時間24分02秒で6位入賞。「楽しい五輪だった」と喜びを語った。