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【レスリング】鏡優翔が最重量級初の金メダル 53キロ級覇者・藤波朱理と〝勝利の乾杯〟実現だ

東スポWEB 2024年8月11日 21時39分

パリ五輪レスリング女子76キロ級決勝が11日に行われ、初出場の鏡優翔(22=サントリー)が、ケネディアレクシス・ブレーデス(米国)に勝って金メダルを獲得。前日10日に準決勝へ進出し、五輪の日本女子最重量級で史上初となる銀メダル以上を確定させていたが、快挙を金色に染めてみせた。

会場にはUSAコールと日本コールが鳴り響く中、決勝は第1ピリオドを1―1で終え、勝負の第2ピリオド。2ポイントを追加して逃げ切った。鏡は決勝進出後に「絶対に成し遂げます。ここまで来たからには、絶対金メダルを持ち帰ります」と強い信念を示していたが、見事に体現してみせた。これまでの女子最重量級の最高成績は2004年アテネ、08年北京五輪で銅メダルの浜口京子だった。

仲良しの女子53キロ級金メダルの藤波朱理(日体大)はスタンドから応援。藤波は自身の金メダル獲得後に「(選手村で)同じ部屋の優翔さんと、2024年初のお酒を飲みたいというふうに思うので、優翔さんの試合を目に焼き付けて2人で乾杯したいと思ってます」と語っており、戦いを終えて2人で勝利の美酒を味わうつもりだ。

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