ボートレース尼崎の「日本財団会長杯争奪 第５２回オール兵庫王座決定戦」は１１日、予選３日目が行われた。
数原魁（２７＝兵庫）は３号艇で出走の９Ｒ、進入でダッシュに引いて３カドを選択。コンマ１３のトップスタートを決めるとまくり一閃。今節２勝目を挙げた。
相棒４１号機は前節でも井上大輔が抜群の伸びで優出（２着）した好素性機。「チルト０・５も試したけど、０が一番良かった。行き足から伸びへのつながりがいい。Ｓもエンジンがいいので、連れて行ってくれます」と、今節も直線系統の手応えは上々。ピットでも評判の足色に仕上がっている。
初日の転覆で５点の減点を取られたが、その後は１、２、１着と快走。「転覆前の方が良かったとは思うけど、そのおかげで調整面でいろいろ挑戦できたし、マイナスには捉えてません。準優への勝負駆けに望みをつなげたので、しっかり頑張りたい」と予選突破へ前だけを見据えている。