ボートレース福岡のプレミアムGⅠ「第38回レディースチャンピオン」は11日、準優勝戦が行われた。
藤原菜希(38=東京)は準優10R、2コースから五分のSを決めると1Mは差しハンドル。早々と逃げ切り態勢に持ち込んだ渡辺優美を追走し、バックは握った長嶋万記と並走。2周1Mで長嶋のツケマイをしのぎ切り、2着で優出を決めた。
レディースチャンピオンでは2019年、そして昨年と同じ準優2号艇で優出を逃していただけに、レース後は「ホっとしています」と安どの表情を浮かべた。仕上がりに関しても「いいのは出足、回り足。しっかりグリップしているので波に負けないし、行きたいところに行ける」と自信をのぞかせる。
優勝戦は4号艇。「ダッシュだともう少し伸びてほしいので、伸び型を考えます。思い切ってやってみる。ペラは叩き変えるかも」と、一撃仕様も視野に入れながら最終決戦に臨む。