パリ五輪唯一の新種目・ブレイキンの今後をめぐり、議論が沸騰している。
ブレイキンは2028年ロサンゼルス五輪では実施されず。32年ブリスベン五輪で再び採用されるか注目が集まっている。そんな中、タイミング悪く注目が集まってしまったのが、女子に出場したオーストラリアのレーチェル・ガン(ダンサー名・Raygun)。帽子、ウエアが緑と黄色で「クロネコヤマト」の制服と似ていることから日本で話題となった。
日本では好意的に取られた一方で、ガンの独創的すぎるダンスが海外で非難を浴びることになった。X上ではガンのダンスを嘲笑する動画やコメントが殺到。また「このレベルで良くオーストラリア代表になれたな」とレベルを非難する声も上がった。
英国メディア「デーリー・メール」は「ダンサーのガンが風変わりなダンスムーブでインターネットを熱狂させた後、多くのスポーツファンは、ブレイキンというスポーツがオリンピックで行われるべきかどうか疑問に思っている」と報道。
「今では多くのファンがオリンピックからブレイキンを外すよう求めており、そもそもオリンピックに採用されるべきではなかったと考える人も多い」と記した上で、ネット上での「今回のオリンピックが終わったら、すぐにブレイクダンスをオリンピックから外すべきだ」「ブレイクダンスを見れば見るほど、オリンピックから外すべきだと強く思う」といった声を紹介している。
強烈な印象を残したガン。自国開催にもなるブリスベン五輪での実施がなるか、本人も気が気ではないだろう。