女優・内田理央(32)がサイコサスペンスドラマ「嗤う淑女」(東海テレビ・フジテレビ系全国ネット)で稀代の悪女役に挑んでいる。
内田演じる蒲生美智留は人生全般を扱うコンサルタント業を営む。いとこの野々宮恭子(松井玲奈)を精神的に支配し、手先として駆使しながら、救いを求めて訪れる人々を次々と地獄へ突き落としていく。
12日、名古屋市内の東海テレビで会見に応じた内田は、美智留について「一見、とてもやさしくて人に寄り添いながら、巧みな話術で人を陥れていく。悩んでいるとき人は優しい言葉に心が揺らいでしまう。その心理を悪用している。私は絶対に出会いたくないです」と苦笑交じりに話した。
内田は役作りのため原作小説を読むのはもちろん、監督、スタッフ、特に松井とは長い時間ディスカッションを行ったという。
「(松井とは)本当に仲が良く、遊びやおうちにいったりします。ドラマが始まる前に決起会みたいなこともやりました(笑い)。撮影時も話し合い調整もしました。今回偶然キャスティングされて嬉しかったですし、フォローもたくさんしてもらった。やりやすかったです」
作中ではこの2人の関係性も大きな見どころとなる。現在は第3話まで放映されているが、美智留と恭子に待つのは救いか地獄か。「想像もできないラスト」(内田)が待っている。