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【パリ五輪】北口榛花の語学力に海外注目「感銘を与えた」「なぜこれほど上手に…」

東スポWEB 2024年8月12日 16時39分

パリ五輪の陸上女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花(JAL)の「語学力」に改めて注目が集まっている。北口はやり投げの本場チェコに渡りデービッド・ケセラック・コーチに師事したことから、チェコ語をマスター。このことは、すでに日本やチェコで知られているが、金メダル獲得後に北口がチェコ語で応じたテレビインタビューが海外で驚きを持って受けとめられている。

チェコの隣国、ポーランドメディア「Fakt」は「これは必見だ! マリア・アンドレイチクの日本のライバルはチェコ語を流暢に話す」と題する記事を掲載。同国代表のアンドレイチクが8位に終わった結果を報じる一方で、金メダリストとなった北口の語学力に焦点を当てた。

同記事では「日本人の北口榛花は65・80メートルという結果で間違いなくこの分野で最高だった。競技後、彼女の語学力が感銘を与えた」「チェコのテレビとのインタビューでは、北口は通訳を必要としなかった。彼女は南の隣人(チェコ)の言葉を流暢に話した。ある時点で彼女は少し迷い、少しの英語で答えたが、最後は流暢なチェコ語で満面の笑みを浮かべた」とインタビューの様子を伝えた。

その上で「なぜ日本人女性は、彼女から見ると非常にエキゾチックな言語をこれほど上手に話すことができるのか? 彼女のコーチ、デービッド・セケラックはチェコ人である。彼とより良くコミュニケーションを取るために、この選手は彼の言語を学ぶことにしたのだ」とチェコ語習得の経緯を紹介した。

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