ドジャース・大谷翔平（３０）が４月２１日（日本時間２２日）の本拠地メッツ戦で放った日本人最多記録となるＭＬＢ通算１７６本目の本塁打が「ヘリテージオークション」に出品される、と米メディア「ＴＭＺ」が伝えている。
ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏を超えるメモリアル弾は右中間スタンドに吸い込まれ、運よくキャッチしたのはロサンゼルス在住のジェイソン・パティーノ氏だった。当初ドジャース側に大谷のサインボールとの交換を提案されたが、パティーノ氏は拒否し、自分で保管していたと見られる。
同メディアは「歴史的な１７６本目のホームランをキャッチしたファンはこれから大金持ちになるところだ。かなりの財産を得ると予想される。多大な価値がある。ボールにはＭＬＢのロゴが描かれ、ホログラム認証ステッカーも張られ、手書きのＥも入っている。パティーノ氏がなぜこのような逸品を手放すのか、不思議に思うかもしれないが、６桁の値段がつく可能性があったため、これ以上の保管が困難だった」と伝えている。
入札は２３日から開始され、オークション関係者は「最終的に約２０万ドル（約２９４０万円）で売れる」と予想しているという。