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チャールズ国王は争いの何年も前から「気まぐれな」ヘンリー王子を「怖れていた」=英紙報道

東スポWEB 2024年8月12日 17時34分

チャールズ国王は、ヘンリー王子が英国を離れるはるか前から「気まぐれな」王子について懸念を示しており、常にウィリアム皇太子の方が「はるかに安定した」兄だと考えていたと王室専門家が主張している。英紙ミラーが12日、報じた。

王室専門作家のトム・クイン氏は、この問題は根深いもので、ウィリアム王子がより信頼できる王子とみなしてきたという事実から生じていると考えており、兄弟が10代の頃からそのように見られてきたことを明らかにしている。

クイン氏は「ヘンリー王子の本当の不満は、チャールズ国王がウィリアム皇太子をずっと好んでいたと確信していることであり、ウィリアムが後継者だからという理由だけではない。ヘンリー王子が10代の頃の困難や、大人になってから増す不安定さがチャールズを怖がらせ、はるかに安定していてリスクのないウィリアムに頼ったのだ」と語った。

さらに同氏は「チャールズはウィリアムを信頼できる人物とみなすようになり、ハリーは情緒不安定すぎると考えるようになった。ハリーは心の底ではそれを知っており、深く憤慨している」と指摘する。父と息子の間の距離は相変わらず大きく、双方ともほとんど歩み寄りの努力をしておらず、和解の兆しはないままだ。

チャールズ国王が2月にがんと発表された後、ヘンリー王子が急いで英国に駆けつけた際に2人が会ったことで、王室の夫婦が仲直りし始めたのではないかという期待が高まった。しかし、数週間後、ヘンリー王子がセントポール大聖堂で行われたインヴィクタス・ゲームの10周年記念式典に出席するために英国に戻った時、2人は会うことはなく、ヘンリー王子は父親が忙しすぎて会う予定が立てられないと示唆している。

10代から父親の信頼が薄かったとすれば、和解も難しいかもしれない。

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