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【甲子園】東海大相模の元巨人・原俊介監督 聖地初勝利に「感無量といったところ」

東スポWEB 2024年8月12日 19時9分

第106回全国高校野球選手権大会の第6日(12日)第2試合で5年ぶり12度目出場の東海大相模(神奈川)が2年連続18度目出場の富山商に4―0で快勝し、初戦突破。元巨人捕手で、母校を率いる原俊介監督(46)はうれしい甲子園初勝利を挙げた。

優勝候補の一角と目される東海大相模が投打で圧倒した。初回一死一、二塁から金本(2年)の左前適時打で先制すると、6回一死一塁では和田(3年)が左中間へ適時二塁打を放って1点を追加。7回には柴田(2年)が今大会第1号となるソロ本塁打を右翼席へ叩き込んだ。さらに9回一死三塁でも木村(3年)の中越え適時二塁打で着実に加点し、試合を決めた。

投げてはプロ注目の198センチ長身左腕の藤田琉生(3年)が7回3安打無失点、13奪三振の快投を披露。2番手の福田(2年)も2回1安打無失点と好投し、完封リレーで逃げ切った。

巨人で現役引退後は、学生野球資格を回復。2016年に東海大静岡翔洋での監督を経て19年9月に東海大相模の監督に就任した。甲子園初采配初白星となった原監督は「私自身も小さい頃から甲子園に憧れて、3年生の時には夏の大会に出られませんでした。それが選手とともに監督という立場でプレーできた。非常に…感無量といったところです」と喜びをかみ締めた。

その上で「今まで出会った、いろんな個性のある教え子すべてに本当に成長させてもらった。それを経て相模に来たので、いろんなところが見えるようになった。すべての出会った教え子や関係者にお礼を言いたい」と感謝を口にした話した。

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