ボートレース尼崎の「日本財団会長杯争奪 第５２回オール兵庫王座決定戦」は１２日、予選最終日が行われた。
安田政彦（５２＝兵庫）は４日目６Ｒ、４コースから最内を差して３着。１２Ｒは３コースから差して２着。１４位で予選を通過した。「なんかええ感じやね。セット交換してないエンジンの中ではいい方だと思う。レースに行っての回り足が良さそう」と舟足の感触も良好だ。
昨年６月の桐生でレース中にあごを骨折する大ケガを負い、約１年１か月間休養。今節は復帰後３節目で初の地元戦。「復帰してからの調子はぼちぼち。ケガ前と同じ状態ではないけど、悪いなりに頑張ってます」と話す。
出走回数不足で現在はＢ２級だが、休養前はＡ１常連の強豪。「またＡ１に戻らなあかんからね。今年は難しそうだけど焦らずいきますよ」と完全復活への思いは強い。地元強豪が集うシリーズで優出し、存在感を見せつけたい。