パリ五輪陸上男子100メートルで金メダルを獲得した〝世界最速の男〟ノア・ライルズ(米国)が新型コロナウイルス感染を告白した後、パリ市内のナイトクラブでパーティーしていたことが発覚し、批判が再燃している。
100メートルで金メダルを獲得したライルズは、200メートル(8日)で3位となり、銅メダルを獲得した。しかしレース後にコース上で倒れ込むと、その場から動けなくなり、車イスで退場。その後にコロナに感染していたことが判明した。他選手にもうつる可能性もある中、出場を強行したことに各方面から疑問の声も出ている。
そんな中、米メディア「TMZ」は「陸上界のスーパースターであるライルズはコロナの検査で陽性反応が出た数日後、パリでパーティーしているところが目撃され、依然として非難を浴びている」と指摘し、ライルズがノリノリでダンスする動画も公開。その上で「金メダリストは金曜日(9日)以降は(コロナ)陰性になったと言っている」と伝えた。
同メディアは「SNS上のファンはライルズがクラブに行くという決断を非難した。木曜日(8日)に、車イスが必要だったのに日曜日(11日)の深夜に踊れるようになったのはなぜなのか疑問を呈した」と報じていた。