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【ソフトバンク】主砲候補のドラ3・広瀬隆太が実践する今宮の金言「練習から100%の動き」

東スポWEB 2024年8月13日 11時4分

ソフトバンクのドラフト3位ルーキーの広瀬隆太内野手(23)がインタビューに応じ、現在の心境を語った。5月28日の巨人戦(東京ドーム)でプロ初スタメンを果たすと、6月中旬からは7試合連続安打を記録。いきなり頭角を現したが、現在は二軍で再び課題に向き合っている。プロの壁と戦っている鷹の主砲候補の本音に迫った。

──開幕は二軍スタートも5月下旬に一軍昇格。7月中旬まで一軍で奮闘した。一軍はどうだった

広瀬 少しずつ慣れては来てましたけど、まだまだ移動だったり動きっていうのが全部把握しきれてない。もうちょっと慣れが必要だと思います。

──守備で意識していること

広瀬 ボールを下から見るというか、上からどうしても行っちゃう癖があるので、しっかり下からボールを見て、バウンドをしっかり見ることを意識しています。

──遊撃手の今宮選手と二遊間を組むことが多かった。組んでみて感じたことは

広瀬 やっぱりスロー、ゲッツーの時のスローにしてもトスにしてもすごい速いんで、パッて出てくるのでそれはすごいなと思いつつ、そこに対応していかないといけないので。練習から合わせてもらいました。

──それは一軍で試合に出ていく中で実際に学んでいくことだね

広瀬 そうですね

──今宮選手と守備に関して話したりするのか

広瀬 しますね。試合中もとにかく状況に応じてこういう動きがあるよとか逐一教えてもらったりしてるので。本当に頼もしいなと思います。

──打撃では、練習から逆方向への意識が強いようにも見える

広瀬 そうですね。日にもよるんですけど、どうしても(体の)開きが早くなっちゃう癖があるので。そこを抑えるために、少し逆方向の意識を持ちながら練習をやっています。

──フォームを固める意味もある

広瀬 そうですね。

──今はどういう打球を打ちたい

広瀬 特にないです。とりあえず芯に当てることですかね。

──ケースバッティングが求められることもある。自身の強みでもある長打力とのバランスはどう考えてるのか

広瀬 今はやっぱりヒットを。投手にも慣れてないですし、まだホームランっていうのはなかなか難しい部分がある。まずはヒットを打っていって、慣れてきたらいずれホームランが出たらいいなと。

──本塁打はヒットの延長線

広瀬 そうですね。

──一軍で一番衝撃的なプレーは

広瀬 近藤さんのバッティングっていうのは、どんな球に対しても対応できてるんで、それがやっぱりすごいなと。

──一軍の投手で一番違いを感じるところは

広瀬 コントロールは違いますし、やっぱり一つ決め球を持ってるというか、空振りを取れるボールを持ってるなっていうのが自分の印象です。

──一軍はナイターゲームも多いが、特有の準備はあるか

広瀬 いや、特に二軍の時と変わらず。時間帯が違うだけで、ケアの仕方も全部一緒でやってます。

──試合前の食事とかは

広瀬 試合前なのでそんなには食べないですね。麺類が出るので、麺類を食べます。

──お気に入りのメニューとかは

広瀬 まだないですね。模索中って感じです(笑い)

──試合前の準備とかで、他の選手で参考になったことは

広瀬 また今宮さんになるんですけど、練習の時から強いんですよね。マックスのスピード感で。今宮さん自身も、練習から100%の動きじゃないと試合でもできないよとおっしゃっていたので、それを参考にしています。

☆ひろせ・りゅうた 2001年4月7日生まれ、東京都東久留米市出身。右投げ右打ち、内野手。背番号33。身長181センチ、体重88キロ。慶応義塾幼稚舎から野球を始め、慶応高で2年時に第100回記念となった夏の甲子園に4番として出場した。慶大では4年時に主将を務め、六大学歴代4位タイとなる通算20本塁打を放った。2023年ドラフト3位でソフトバンクに入団。長打力のある打撃と堅実な二塁守備が売り。一軍では35試合に出場し、打率2割3分3厘、2本塁打、9打点。

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