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【甲子園】V候補の青森山田が投打で圧倒 大会2号の佐藤洸史郎「攻撃時間を長くというスタイルでやっている」

東スポWEB 2024年8月13日 11時44分

第106回全国高校野球選手権大会の第7日(13日)第1試合は優勝候補の青森山田が長野日大を9―1と投打に圧倒し、3回戦進出を決めた。

3回に橋場(3年)と蛯名(2年)の連続適時打で4点を先制すると、4回には佐藤洸(2年)が右翼席に大会2号ソロ本塁打を叩き込む。センバツでは代打で4打数無安打だったが、レギュラーを勝ち取り、甲子園初安打が初アーチ。低反発バット導入後の右打者1号にもなった。

佐藤洸は「打った瞬間に今までにないくらい飛んで行ったので、入ったと思った。球場が盛り上がって自分もうれしかった。センバツでケガをして思うような結果が出なかった。スタメンを外れて落ち込んだこともあったけど、切り替えてこういう大きな場面で打てたのはよかった。自分たちは攻撃を長く、というスタイルでやっている。関さんがテンポよかった」と胸を張った。7回には左翼に適時三塁打を放ち、2安打2打点の活躍だった。

大会屈指の好投手として注目される先発の関(3年)は9回を1失点、8奪三振、無四球の完投。出力をセーブしながら104球をテンポよく投げ「疲労感はあまりない。センバツ経験のアドバンテージもある。球数を少なく抑えて結果的にはよかったと思う。フルカウントで粘り切れたのもよかった」とさわやかな笑顔を浮かべた。

兜森監督も「思ったより選手が落ち着いていつも通りやってくれた。関が自分のペースでしっかりゲームをコントロールしてくれた。関をしっかり守って盛り立てた」と満足そうな表情を見せ、佐藤洸については「ナイスバッティング。センバツで打てずに青森に帰り、ずっとこの大会への思いを持って練習した。成果が形に表れた」と称えていた。

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