Infoseek 楽天

【甲子園】石橋・入江が右足を負傷しながら135球完封&3安打「絶対1人で投げ切るつもりだった」

東スポWEB 2024年8月13日 14時59分

第106回全国高校野球選手権大会の第7日(13日)第2試合は石橋(栃木)が聖和学園(宮城)との初出場対決を5―0で制した。

先発した入江(3年)が4安打、11奪三振の完封勝利。6回を投げ終えたところで右ふくらはぎがつるアクシデントが発生したが、治療を受けて7回の攻撃から打席に立ち、この日の3安打目を左前に運んだ。

その後もマウンドに立ち続け、不屈の闘志で反撃を許さなかった。135球を投げ切った入江は「自分らしい投球ができた。(足は)途中痛い時もあったんですけど、ケアしていただいて投げることができた。今日は絶対1人で投げ切るつもりだった」と汗を拭った。

打線が4回に3安打と足をからめて4点を先制し、7回にも追加点をあげて入江を援護。記念すべき夏1勝をマークした福田監督は「子供たちがすごすぎて本当にビックリしている。信じられない気持ち。1球、1打席を大事にしてやってきた。子供たちが県大会からどんどんうまくなっているのですごいな、と思って見てました」と喜びを口にし、投打に気を吐いた入江には「初回以外はイニングの先頭打者を出していなかったのがよかった。(ケガは)本人がいけるというので。エースの柳田も投げたくてウズウズしていたけど、今日は流れ的に入江かと思った」と続投の理由を明かした。

次戦は優勝候補の難敵・青森山田。入江は「打撃も投手もいいけど、自分たちの野球を心掛けて絶対に勝ちたい」と決意を新たにした。

この記事の関連ニュース