ドジャース大谷翔平を４５人中３７人が支持。ＭＬＢ公式サイトのＭＶＰ最新投票
ＭＬＢ公式サイトは１２日（日本時間１３日）、最新のＭＶＰ投票を更新。ドジャースの大谷翔平投手（３０）はナ・リーグで断トツの１位に支持された。
同サイトの専門家４５人が投票したもので、大谷は１位票を３７票も獲得。２位のケテル・マルテ内野手（３０＝ダイヤモンドバックス）は１位票が６票だった。マルテはオールスター戦後、メジャー２位の１１本塁打、同トップの２４打点、ナ・リーグ１０位の打率３割２分９厘と絶好調で、同日に発表された米スポーツ専門局ＥＳＰＮは「ナ・リーグＭＶＰ予想は思っているよりも僅差だ」と報じた。しかし、公式サイトの見解は大谷の〝一人旅〟で、こう解説した。
「大谷は本塁打数（３５本）とＯＰＳ（１・００１）でナ・リーグをリードしているだけでなく、盗塁数も３２を記録しており、スーパースタースラッガーは４０―４０（４０本塁打ー４０盗塁）クラブの６人目のメンバーになるペースで進んでいる。４年間で３度目のＭＶＰ受賞を狙う大谷はフランク・ロビンソンと並んで、ア・リーグとナ・リーグの両方でＭＶＰを獲得した唯一の選手となる」（※成績は１２日の試合前時点）
大谷はこの日のブルワーズ戦に「１番・ＤＨ」で出場し、５回にナ・リーグ単独トップに立つ３６号２ランを放ち、３打数１安打２打点。７回には二盗も成功させ、盗塁は３３に伸ばした。「盗塁でスコアリングポジションに進むことも大きい仕事。その結果、いければいい」と、メジャー史上６人目の快挙をしっかりと見据えた。
一方、ア・リーグは６０本塁打と３冠王を狙うアーロン・ジャッジ外野手（３２＝ヤンキース）が１位票を３３票集めてトップ。ボビー・ウィットＪｒ内野手（２４＝ロイヤルズ）が１位票１２票で２位につけている。