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【甲子園】滋賀学園のエース脇本が花巻東に完封勝利で3回戦進出「最高の投球ができた」

東スポWEB 2024年8月13日 21時9分

第106回全国高校野球選手権大会の第7日(13日)第4試合は滋賀学園が花巻東(岩手)を5―0と完封で下した。

先発のエース脇本(3年)が付け入る隙を与えなかった。走者を出しながらも決定打を許さず、9回を6安打無失点に抑える完ぺきな内容。脇本は「エースが柱というみんなの気持ちを背負ってやった。変化球を生かしてタイミングをずらして自分の最高の投球ができた。変化球に打者の反応が合っていなかった。チーム状況もいいので一戦一戦勝っていきたい」と笑顔を見せた。有田工(佐賀)との初戦が4回途中4失点降板だったが、クイックでの変化球のぐらつきを修正し、見違えるような好投につなげた。

打線も序盤から援護してくれた。2回に無死一、三塁から作田(3年)の中前適時打で先制すると、多胡(3年)、国仲(3年)も続いて3点をリード。5回にも作田、脇本(3年)の連続適時打で2点を加えるなど、先発全員の14安打を浴びせて相手投手陣を圧倒した。

山口監督も「脇本には主導権を渡すな、と言っていた。粘って投げてくれた」と目を細めていた。

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