巨人の阿部慎之助監督(45)が敗戦にも打線を称賛した。
13日の阪神戦(東京ドーム)は先発・グリフィンが4回5失点と早々にKOされた。5回に虎先発・才木を攻略。何とか追いついたが、勝ち越しまではいかず、最後は5―8で敗れた。
試合後、指揮官は「そうだね。いい攻撃ができましたね」と12安打の打線にうなずいた。特に途中出場のモンテスが2点適時二塁打を含む3打数3安打の猛打賞をマーク。阿部監督は「すごいね。いい集中力で。途中から出て猛打賞だからね、素晴らしかったです」と称賛した。
公式戦では未経験だった左翼守備もこなした。阿部監督は「テスト形式みたいな感じになっちゃったけど、ちゃんと守ってくれたので」と話すと、今後のパターンが増えたことに「そうだね。それは確実になったので、良かったなと思います」と前を向いた。