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【WWE】〝疑惑の判定〟の決着戦が実現! 毒蛇オートンが世界王者グンターを先制のRKO葬

東スポWEB 2024年8月13日 23時0分

WWEで〝疑惑の判定〟の決着戦が実現する。次回PLE「バッシュ・イン・ベルリン」(31日=日本時間9月1日、ドイツ・ベルリン)で、世界ヘビー級王者グンター(36)と〝毒蛇〟ランディ・オートン(44)の王座戦が決定した。

事の発端は5月25日に行われた「キング・オブ・ザ・リング」男子トーナメント決勝(サウジアラビア)だ。オートンとグンターは重厚な名勝負を繰り広げ、最後は必殺のRKOをしのいだグンターが十字架固めで毒蛇を押さえ込んだ。しぶといオートンはカウント2で左肩を上げたように見えたが、レフェリーは3カウントを叩き、グンターの勝利を宣告した。WWEユニバース(ファン)の間では、これが〝誤審〟ではないかと大論争になった。

この騒動を受け、大会の中継中にCCO(最高コンテンツ責任者)のトリプルHは、「オートンの肩が上がっているように見えた」と見解を述べた上で「レフェリーの判断は最終的なもの」とジャッジを支持。一方で再戦の可能性にも触れてみせた。〝疑惑の判定〟や〝誤審〟で揺れたパリ五輪とは対照的な、視聴者への迅速な対応。国際オリンピック委員会にも見習ってほしいものだが…。先週のロウでは、トリプルHの見解を盾にオートンがグンターに王座戦を要求。グンターもこれを堂々と受諾して、ベルリン決戦での再戦が決まっていた。

12日(日本時間13日)のロウ(テキサス州オースティン)では、王者グンターとオートンがリング上で対峙して舌戦を展開。オートンが15度目の最高峰王座取りを宣言すれば、グンターは「あんたは才能を全て無駄にした」と批判し、オートンの祖父ボブ・オートン、父のボブ・オートン・ジュニアも「しくじった」と侮辱してみせた。怒りのオートンがグンターと向き合うと、スマックダウン所属のオートンの世界王座挑戦に不満たらたらのドリュー・マッキンタイアが登場した。

3日のPLE「サマースラム」で抗争中のCMパンクを下した元世界王者は、マイクを持った。王者グンターは気をとられてしまい振り向くと、オートンの必殺RKOがさく裂。世界王者を〝先制攻撃〟の一発でKOしてみせた。続けてCMパンクが現れてマッキンタイアを急襲したものの、グンターもオートンも再戦では〝誤審〟ではなく、すっきりとした決着を望んでいる。

この日のロウは「ABEMA」にて放送された。

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