フジテレビの渡邊渚アナウンサー(27)が病気療養中にフランスに渡航し、パリ五輪のバレーボール男子の試合を会場観客席で観戦して賛否両論を呼んでいる。フジ局内では「療養の一環」と理解を示して擁護する意見が多数だ。
渡邊アナは昨年6月に体調を崩して翌7月以降、担当番組を休演したり降板したりした。療養期間は1年を超える。
にわかに注目を集めたのは、5日にNHKで中継されたパリ五輪のバレーボール男子のイタリア戦だった。日本が得点すると、左ほおに日の丸国旗のペイントをした渡邊アナがガッツポーズする姿が映された。SNS上では「映ったの渡邊渚アナでは?」などと騒然とした。
本人は10日、インスタで、パリ五輪のバレーボール男子の試合を観戦したと報告。これに対してSNS上では、療養して仕事を休んでいながら渡仏し、試合観戦したことを疑問視する意見が相次いだ。
フジ局内では擁護する意見が多数だ。同局局員の話。
「渡邊アナは幼少期からスポーツ好きで、高校時代はバレーボール部でした。療養期間は1年。入院生活もあり、屋内ばかりでは気がめいってしまうので周囲に相談し、療養の一環として渡仏を決めたそう。アナウンス室に届けを出し、7月に友人と渡仏したそうです」
筋金入りのバレーボール好きだ。昨年1月の春高バレーでは会場で取材を担当。今年1月には通院が終わったその足で春高バレーの会場に、3月にはVリーグ男子の会場にそれぞれ行って観戦したとインスタで明かしている。
「パリ五輪では日本を含め、出場国の選手のポジション、年齢、身長、プレースタイルなどデータをノートにまとめていました」(前出局員)
渡邊アナが10日、インスタで渡仏を明かしたのは「かねてSNSをチェックしていて、自身の渡仏でザワついたのを知ったからだったようです」(同)。
局内は渡邊アナの復帰を心待ちにしている。