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【パリ五輪】12歳少女に性的暴行したビーチバレー選手が初告白「出場辞退も考えた」

東スポWEB 2024年8月14日 9時14分

パリ五輪ビーチバレー男子で大ブーイングを受けたスティーブン・ファン・デベルデ(29)が当時の心境を告白したと、英紙「メトロ」など各メディアが報じた。

デベルデは2016年に12歳の少女に性的暴行を加えたとし、英国の裁判所から懲役4年の有罪判決を受けた。刑期を終えると、ビーチバレーの選手として復帰し、パリ五輪出場権を勝ち取った。しかし過去の過ちから非難が殺到し、出場禁止を求める請願には約10万人が署名した。この状況にオランダオリンピック委員会はデベルデに取材に応じないことを厳命。実際、大会中にコメントすることはなかった。

デベルデはすべての試合でブーイングを浴びせられるなど、逆境の中でプレーし、16強に進出した。各メディアによると、オランダに帰国したデベルデは「出場辞退を考えたか」という質問には「もちろん、そのことについては考えた」とし、ブーイングについては「我々の試合に影響を与えた可能性は確かに高い」としながらも「責任転嫁しても意味がない」と語ったという。

また、英メディアがデベルデの妻の写真を掲載したことに「10年前、私は間違ったことをしました。それは認めなければならない」とし「でも周りの人を傷つけることは、それが(競技でコンビを組む)マシューであれ、妻であれ、子供であれ、私にとっては度を越している。それは間違いなく、そんなことをする価値があるのだろうかと考えた瞬間でした」と語ったという。

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