アストロズの菊池雄星投手(33)が13日(日本時間14日)、敵地レイズ戦に先発。6回途中92球3安打1失点5奪三振の好投で6勝目(9敗)をマークし、自身2連勝となった。
左腕は初回、3人で抑える好スタートを切ったが、2回二死から連打と味方の拙守が重なり、1点を先制された。
それでも粘り強く腕を振った菊池は同点に追い付いた後の3回は3人でピシャリ。続く4回は二死から安打を許したものの無失点に抑えた。
打線が1点を勝ち越した5回も3人で締め、6回二死から二塁失策で走者を出したところで交代した。92球を投げ防御率は4・49。3―2と接戦を制したアストロズは7連勝を飾った。
菊池は「外からのスライダーが効果的だった。(アストロズは)打線、守備、走塁もスキがないチームなので、1失点でも少なく試合をつくっていくのが僕の役割。1試合1試合、大事になる中で野球ができるのは選手冥利(みょうり)に尽きる」と新天地での連勝に手ごたえをつかんでいた。