日本サッカー協会は１４日、Ｕ―２０女子Ｗ杯に臨むＵ―２０女子日本代表メンバーを発表した。同代表は〝ヤングなでしこ〟の愛称でおなじみ。今大会は参加チーム数が１６から２４に拡大され、日本は１次リーグでニュージーランド、ガーナ、オーストリアと激突。熱戦が繰り広げられる。
この日メンバー発表会見に出席した狩野倫久監督は、パリ五輪で激闘を演じたなでしこジャパンの戦いに言及。「非常に参考になる部分があった」と意欲的に語った。
その上で、ヤンなで世代からなでしこ入りを果たす選手が出現することに期待を寄せた。
「Ｕ―２０のカテゴリーとしては、なでしこジャパンにエントリーされていく、上のカテゴリー（への昇格）を後押しをして。そういったところに食い込んでいけるようにと、この２年間チャレンジしてきた」と言及。
「この世界の大会で、自分の今までの取り組みがどれだけチャレンジできるか、伸ばしていけるかをやってきた。この大会中に選手がいろんなチャレンジをして、また伸びていく。世界の舞台で思い切って躍動する姿が一つでも多く見せられるように」とシンデレラガールの出現に太鼓判を押した。
ヤンなで旋風を巻き起こせるか注目だ。