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【甲子園】西日本短大付が13得点の大勝 球速146キロを計測した村上「体力には自信ある」

東スポWEB 2024年8月14日 19時49分

第106回全国高校野球選手権大会の第8日(14日)第4試合は西日本短大付(福岡)が菰野(三重)に13―0と圧勝し、14年ぶりの3回戦進出を果たした。

初戦に続いて猛打が爆発した。3回に5番・村上(3年)の左前適時打、7番・安田(2年)の右越え適時三塁打など4本の長短打を浴びせ、相手ミスもからんで一挙8得点。7回には山下(2年)の犠飛で10点目を加え、12安打と圧倒した。

エース右腕の村上が6回を3安打無失点に抑え、2番手の中野(2年)との継投で完封リレーを完成。村上は「立ち上がりは心配だったが、打たせて取る投球ができた。低めに集めることができた。自分の力でバッティングでも返せてよかった」と笑顔を見せた。春先は最速138キロだったが、夏の県大会で141キロ、この日は146キロを計測。どんどん加速するスピードに「日ごろからのトレーニングの成果。走っているので体力には自信ある」と胸を張る。

投打がかみ合った快勝劇に西村監督も「ビックリする結果となったが、勝ててよかった。子供たちがのびやかに動いてくれて助けられた。1点ずつとにかく取って行こうと思った」と攻撃陣をほめ、村上については「まだ本来の力ではない。球速も含め、もっとスピンのきいたボールが彼の持ち味だと思っている」とさらなる好投を期待した。

3回戦の相手はV候補にも上がる京都国際。指揮官は「すばらしいチームばかり、一つでも吸収して一つでも多くのものを発揮して頑張っていきたい」と先をにらんだ。

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