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【新日本・G1】後藤洋央紀 5敗目で最年長Vの夢敗れる「また皆さんの期待を裏切っちまったな…」

東スポWEB 2024年8月14日 20時24分

新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」14日浜松大会のBブロック最終公式戦で、後藤洋央紀(45)がNEVER無差別級王者のHENARE(32)に痛恨の5敗目を喫し優勝決定トーナメント進出を逃した。

史上最年長優勝を目指し奮闘を続けてきた後藤が、最後の最後で力尽きた。勝てば優勝決定トーナメント進出に望みがつながる最終公式戦でHENAREと激突。強烈なラリアートからGTRを狙ったが、これを阻止されると切り返しあいからバーサーカーボムを浴びた。

ならばとStreets of Rage(変型デスバレーボム)を回避してスリーパーホールドに捕獲。PKからGTWをさく裂させ、ミドルキックを叩き込んだ。しかしランペイジで再び逆転を許すと、ヘッドバットの応酬に打ち負け、飛び込み式のヘッドバットも浴びてしまう。最後はStreets of Rageで3カウントを奪われた。

出場メンバーが一気に若返った今大会において最年長となった後藤は、出場者決定トーナメントで敗れた盟友や同世代戦士たちの思いも背負って出陣した。デビッド・フィンレーや辻陽太など実力者をメインイベントで倒し会場から圧倒的支持も集めていたが、最終戦で無念の終戦となった。

バックステージでは「また皆さんの期待を裏切っちまったな…。ただ45歳、こんな俺に送ってくれた皆さんの声援でここまでやり切れたと思ってますよ。世代交代がどんどん進んでますけど、俺はこの俺にできる限り反抗を続けていきたいと思います」と敗戦の弁を述べつつも新たな決意表明。「これだけは言っておくぞ。このG1、後藤革命の序章に過ぎねえんだよ」と予告していた。ちなみに後藤革命の始まりは2014年。10年前から続いているのにまだ序章とは、歴史上最も長い革命と言っても過言ではない…。

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