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【新日本・G1】辻陽太がBブロック3位で逆転突破 1位フィンレーとの準決勝かけ2位竹下とリベンジマッチ

東スポWEB 2024年8月14日 21時24分

新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」14日浜松大会のBブロック最終公式戦で、辻陽太(30)がジェフ・コブ(42)から5勝目を挙げて優勝決定トーナメント進出を決めた。

勝てばブロック3位での逆転突破が決まる条件で迎えたコブとのメインイベント。マーロウクラッシュをラリアートで迎撃された辻は、F―5000でマットに叩きつけられ窮地に陥った。

ツアー・オブ・ジ・アイランド(変型パワースラム)を逃れて膝を叩き込んでも、コブの強烈なラリアートで吹き飛ばされる。それでも再びツアー・オブ・ジ・アイランドを狙ったコブに対しカウンターのジーンブラスターがさく裂。最後は追撃のジーンブラスターで3カウントを奪った。

これでBブロックは全公式戦を終えてデビッド・フィンレーが6勝3敗の勝ち点12で1位が確定。5勝4敗の勝ち点10で辻、コブ、KONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)、成田蓮の4選手が並んだ。公式戦の直接対決で同点の3選手全員に勝利している竹下が2位、2勝1敗の辻が3位でブロックを突破した。

試合後のリング上でマイクを握った辻は「アイツからしたら、いい迷惑かもしれねえけど…。軍団とか、そんなの関係なしに、一人の男として俺はアイツの熱をこの胸に抱えて残りのG1を戦う」と、10日仙台大会の公式戦で右腕を負傷し無念の離脱となった同期のライバル・上村優也について言及。春の「NEW JAPAN CUP」覇者として史上初の〝春夏連覇〟へ「まだ誰もやったことのない、俺にしかできないことを俺が成し遂げてやるよ。覚悟はいいか! このG1は俺が取ってやる」と豪語した。

優勝決定トーナメントファーストステージ(15日、幕張)では、開幕戦(7月20日、大阪)で敗れた竹下と激突する。「初戦で負けた俺が言うのもなんだが、俺は一つ勘違いしていた。どうやらお前の米国でのメンター、『イヤァオ』の人らしいな。てっきりお前のスタイルはケニー・オメガにそっくりだから、そっちのスタイルを目指しているのかと思ってた。お前がメシアだろうが、お前のストロングスタイルがどうこう、俺には興味のない話だ。ただ俺は、お前にリベンジすることに燃えているぜ」と闘志を燃やしていた。

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