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【阪神】及川雅貴が試合をつくれず巨人に完敗「技術不足ですね」 岡田監督は取材対応せず

東スポWEB 2024年8月14日 21時24分

阪神は14日の巨人戦(東京ドーム)に0―4で完敗。先発・及川雅貴投手(23)は痛恨の一発を浴びて今季3敗目を喫し、打線も相手先発・戸郷の前に7安打、8三振と手も足も出ず。岡田彰布監督(66)は試合終了わずか数十秒で、何も語らず球場を引き揚げた。

及川は3回までわずか2安打に抑えたが、4回に悪夢が待っていた。坂本を見逃し三振、岡本を三ゴロに抑えテンポよく2アウト。だが、大城に四球、モンテスに左中間への二塁打を許し、門脇にも四球を与えて満塁。続く浅野にはカウント1―1から129キロのスライダーを左翼スタンド前列に放り込まれ、痛恨のグランドスラムを献上した。

結局4回4安打4失点でマウンドを降り、先発の役割を果たせなかった。「2アウトからランナーをためて長打という一番ダメな失点をしてしまいました。試合をつくることができずに申し訳ないです」と肩を落とした。

前回7日のヤクルト戦(神宮)でも、初回に四球から村上の2ランを浴びていた左腕。「前回同じようなことをしてしまって。自分でも意識していた部分ではあったので、技術不足ですね」と悔しさをにじませた。

今季ラストとなる東京ドームでの伝統の一戦に敗れ、広島がDeNAにサヨナラ勝利を収めたことから、再び自力優勝が消滅。首位・広島とのゲーム差は4となり、16日からは中日との3連戦(バンテリン)に臨む。

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