阪神・佐藤輝明内野手（２５）が１４日の巨人戦（東京ドーム）に、「４番・三塁」で出場。１３日はスタメンを外れたが、岡田彰布監督（６６）が「明日（１４日）はいかないといけない。よく言えばリフレッシュやし、悪く言えばなんかわからんけど（笑い）」と明かしていた通り、２日ぶりにスタメンに名を連ねた。
４回の守備では一死から岡本の高いバウンドの打球をグラブではじきながらも、落ち着いて一塁へ送球。１２日の巨人戦では両リーグ最多の１９個目の失策を喫していただけに、「アウト取れたので、よかったと思います」とうなずいた。
４回には捉えた当たりを放ったが、二塁・吉川の正面への二ゴロとなった。それでも、８回には戸郷のを左前にはじき返し、９日の広島戦（京セラ）ぶりとなる安打を記録。「リフレッシュして打席に入れた？ そうっすね。まあ、いい当たりもあったんですけど、きょうは（戸郷が）いいところに投げてきていたと思います」と振り返った。
チームは相手先発・戸郷を打ち崩せず、０―４で完封負け。広島がＤｅＮＡに勝利したことから、自力優勝の可能性も消滅した。