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【DeNA】守護神・森原康平が逆転サヨナラ3ラン被弾… ぼう然の三浦監督「また仕切り直して」

東スポWEB 2024年8月14日 23時19分

ツメの甘さは相変わらずだ。DeNAは14日、広島戦(マツダ)で3―4と逆転サヨナラ負け。同カード負け越しを喫し、借金は再び4に膨らんだ。

2点リードで迎えた9回から森原康平投手(32)がマウンドへ。ところが先頭の小園にいきなり二塁打を浴びると続く坂倉にもストレートの四球を与え、暗雲が垂れ込み始めた。一死一、二塁から菊池にファウルで3球粘られた後、甘く真ん中に入った5球目の直球を左翼席へ叩き込まれ、まさかの逆転サヨナラ3ランを被弾した。

歓喜に沸くマツダスタジアムの鯉党と、グラウンド上で大喜びするカープの面々を尻目にベイスターズナインは意気消沈。ベンチの三浦大輔監督(50)もぼう然とした表情でダッグアウトに下がった。

この日の〝屈辱黒星〟で今季広島戦の負け越しも早々と決定。現時点でセ上位3球団を相手にいずれも勝ち越せていないことが、苦しいチーム状況を物語っている。試合後の三浦監督は「また仕切り直してやっていく」と務めて前を向いたが、その姿勢とは裏腹に再び上昇気流に乗れそうな雰囲気は感じられない。

指揮官は16日からの巨人3連戦(横浜)で筒香を一軍へ昇格させることも明言し「持っているもの、独特の雰囲気がある」とコメント。しかしながら4位に低迷するチームには次第に終戦が近づく〝秋風〟が吹き始めていることは、残念ながら誰の目にも明らかだろう。

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