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早期の初召集に意欲も… 小久保玲央ブライアン 森保ジャパン入りの〝条件〟とは?

東スポWEB 2024年8月15日 5時9分

森保ジャパン入りの条件とは? ベルギー1部シントトロイデンが14日、パリ五輪代表GK小久保玲央ブライアン(23)と日本代表DF谷口彰悟(33)の入団会見を行った。小久保はパリ五輪代表で不動の守護神として活躍。1次リーグでは鉄壁の守備を披露して8強進出の原動力となった。

今後は森保ジャパンへの抜てきにも期待がかかり「五輪の前からずっと自分はA代表を目指してきた。しっかりクラブで活躍して、9、10月にA代表の活動に選ばれればいいと強く思っている。夢であり目指してきたところなので、早く実現させたい」と9月から始まる北中米W杯アジア最終予選で早期の初招集を目指すと堂々宣言した。

では今後、A代表抜てきはどのタイミングであるのか。森保一監督(55)は以前の本紙インタビューで小久保招集の〝条件〟についてこう語っている。「良いものを持っていると思うが、では欧州の舞台で試合に出ているかどうかというところ。ブライアンに関しては、まずは試合に出られるように」。出場機会の確保を重視する考えだ。

そして「U―23の選手のシュートをストップするのと、(リオネル)メッシ(マイアミ)や(キリアン)エムバペ(レアル・マドリード)と戦ってシュートストップするのと、全く評価が違うと思う」とも指摘。これまではパリ五輪世代で傑出したパフォーマンスを見せているとはいえ、トップレベルで経験を積むことが必要となる。

さらに、同じ世代ながら森保ジャパンでレギュラーのGK鈴木彩艶(パルマ)と比較。「彩艶は試合に出て、欧州の舞台でも力を発揮している選手たちと戦って、何ができて何ができないかをはっきりと見させてもらっている」と両選手の現状の違いを語った。

その上で、森保監督は小久保に向けて「彼には試合に出て評価をさせてもらえるように、その舞台に立ってほしいと思う」とエール。怪物GKが北中米W杯の守護神へ、どんな成長を見せるのか楽しみだ。

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