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SHIGEKIX やり投げ金・北口榛花の職業病明かす「バナナを持ってる時にずっと…」

東スポWEB 2024年8月15日 12時39分

パリ五輪ブレイキン男子で4位入賞のSHIGEKIXこと半井重幸(22)が15日、生活情報番組「ノンストップ!」(フジテレビ系)に生出演した。

これまで4回出演している半井を番組では「我らがSHIGEKIX」と紹介。〝ファミリー枠〟での生出演に、おととい帰国したばかりの本人は「日本帰ってきて速攻ノンストップ」と喜んだ。

激闘を振り返り、大舞台で技を競った意義を「じゃあ今、『もし4位になります』っていうの告げられてたとして、過去に戻って(試合に)出るか出ないか選べるなら、それでも出るかな」と表現。

自身の競技以外で一番印象的だったのは旗手を務めた開会式だという。「映画を見てるというか、現実じゃないみたい。そんな感じの光景でしたね」。船上では移動できたため他の選手たちとも交流し、競技スケジュールが早い選手からは「いいバトン繋ぐから見てて」と言われたそう。

選手村では1人部屋ではなく相部屋で、「希望は全く出せなくて…」とのこと。部屋を開けたら、「普段から食事行かせていただいたりとかプライベートな仲」というカヌーの羽根田卓也選手(37)がいた。「最初の数日間はHIRO10と羽根田さんと3人。羽根田さんが日本に帰られてからはHIRO10と2人」

そのHIRO10こと大能寛飛選手(19)とともに、試合後の取材対応での発言は感動を呼んだ。とっさに出た言葉なのかと聞かれた半井は、その10~20秒まで階段でしゃがみ込み「(メダルを逃がし)複雑な気持ちというか…。取材のところに歩いていくことは難しかった」と振り返った。これまで応援し、サポートしてくれた人々、世界中で試合を見てくれた人たちに「やっぱり今の自分の率直な気持ちを伝えたいなっていうのがあった」という。

閉会式でも、陸上女子やり投げで金メダルの北口榛花選手(26)と旗手を務めた。待ち時間が長く、北口とは「2時間マンツーマンみたいな」。たわいない話で盛り上がり、「互いの職業病があるかみたいな話」が結構面白かったという。

半井は、靴で床をこすったりして「踊りやすいかどうかっていうのを結構意識しちゃう」こと。ダンサー同士で旅行したり、日常的に駅などを歩いていると「この床メッチャ練習しやすそう」「フリーズしやすそう」という話になるそうだ。

北口が半井に明かしたのは「何かと物を持つ時にやり投げの持ち方」になること。「手前(待ち時間)の2時間でバナナを食べてらっしゃって、それを持ってる時にずっとこう(やり投げの持ち方に)。そこから(会話が)発展しましたね。〝あれっ?〟みたいな」。待機中は北口が持ち慣れているということで「私が持ちます」と旗を持ってくれたという。

番組側は、五輪大健闘のお祝いにうなぎを用意。「毎日毎日うなぎとかホント食べれないんで、いかに次のウナギまで頑張るか…」と言うくらい、半井の大好物なのだ。パリで試合の数日前、頑張るためのうなぎは食べたが「〝頑張ったうなぎ〟は初めてなんで、すごい今、うれしいです」とのこと。

今後の目標を聞かれると「まず、ノンストップファミリーになる」と宣言。「なってますから」と突っ込まれると、満面の笑みで「ノンストップレギュラーに…」とリップサービスしていた。

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