15日放送のTBS「ひるおび」では、パリ五輪の柔道女子48キロ級金メダリストの角田夏実と男子66キロ級で五輪連覇を果たした阿部一二三が出演した。
この中で、角田は柔道経験者のTBSスタッフを相手に得意の巴投げを実演披露したが、その中で驚きの秘技を見せた。
それは巴投げをする際に長い足の指で相手の道着をつかむ、というもの。足の指で道着をつかむことで、巴投げがより成功しやすくなるという。この秘技について角田は「男性選手と柔術をやっていると腕の力だけではかなわないので、足の指を使うことを思いついた」と明かした。
足の指で道着をつかむ巴投げはパリ五輪でも行っていたといい、阿部は「足の指で道着をつかむなんて聞いたことがない」と驚愕。また60キロ級で五輪3連覇を果たした野村忠宏氏も「これはびっくりした。ボクは角田選手は巴投げしかないので上積みがない、なんて言ってたけど、すごい上積みがあったんですね」と目を丸くしていた。